1.カフの役割
ココがポイント
①カフ上分泌物の垂れ込み防止
②人工呼吸器の換気漏れ防止
<気管の断面図>
2.カフ圧を適正圧で管理する理由
ココがポイント
① 高すぎる圧・・・ 気管壁を圧迫し、気道粘膜を損傷する恐れがあります。
ココがポイント
② 低すぎる圧・・・ 分泌物の垂れ込み、人工呼吸器の換気漏れが起こる恐れがあります。
3.日常的にカフ圧は変動しています
ココがおすすめ
単回のカフ圧調整でカフ圧を常時適正圧に保つことは難しく、カフ圧自動調整器「カフキーパーDX」で24時間適正圧に保持されるのがベストです。
<体動による変化> | <自然脱気による変化> | |
体位変換や人工呼吸器の蛇腹管の移動などにより、瞬時にカフ圧が変動します。 | 時間の経過とともにカフから空気が抜けてカフ圧が低下します。 | |
※上表のグラフはイメージです
4.自動カフ圧計の導入へ
ポイント
①日常的なカフ圧の変動を自動調整
②適正圧の保持により、人工呼吸器関連肺炎(VAP)発生率の低下
③カフ圧管理の負担軽減